表と裏の恋




「あら、どうして?」


「よく実羽さんの料理を食べてるんでなんとなくそう思いました」

あっ…やばい…
ちょっと涙出そう…


そこにちょうどよくインターホンが鳴って
お母さんは玄関のほうに行った




「俺が実羽さんが作った料理がわかんないわけないじゃん」

とまたグラタンを口に運んだ

その横顔が少し赤い…




「ほら入って、入って」

ん?誰だろ…

家に入ってきた人物は…




「久しぶり、実羽。初めまして、悠くん」


「おっお父さん!?」

嘘!?出張中じゃなかったの!?



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