表と裏の恋
「なっなに急に!?」
「だって悠くんすっごいイケメンじゃない。しかも、年下でしょ?」
いいわねぇなんて笑いながら洗い物を続ける
「確かに悠くん男前だし、礼儀正しい…あんな男なかなかいないな」
お風呂から上がったお父さんがリビングに入ってきた
「喜んでもらえて何よりです。それじゃあたしもう寝るから」
恥ずかしくなってきたからそそくさとテーブルを拭き終えてリビングを出た
「だが、まだ嫁にはやらんよ」
「ふふ…寂しくなるものね」
お母さんとお父さんが話していた
そんな嬉し恥ずかしのクリスマスだった