表と裏の恋
進路
新しい年になってまたこの季節になった
とうとう3年かぁ…
「うわっ可愛い!ここの女の子レベル高ぇ」
「先輩っすよね?学校まで連れてってくださいよ」
登校早々…1年生に絡まれた
「学校もうすぐそこだからさ…」
「ノリ悪いっすよ先輩」
笑いながらどんどん近寄ってくる…
「はーい、そこまで…僕の彼女に近寄らないでください」
聞き慣れた大好きな声…
振り返れば、ネクタイをちゃんと締めた優等生
がいた
顔は笑ってるけど…目は全然笑ってないよ