表と裏の恋
「ハル?」
「まったく…」
ハルはあたしの頬を軽くつねった
「ひょ、ひょっと」
「俺がいない間にまた絡まれて…無防備すぎ」
と言って頬から手を離した
「ハル…やきもち?」
だってそんなこと言うなんて、やきもちしかないもんね
ハルのやきもち…ちょっと貴重かも
「バカ言わないでください。ほら、たこ焼き食べるよ」
軽く流されてしまった
なんか納得いかないなぁ
どうやったら妬くんだろ…
今日妬かせてみよう…!