表と裏の恋
「はっ?なに言って…」
としばらくすると少し頬が赤くなった
「ハルも妬くんだね」
「あぁもう見んな」
あきらかに照れてるハルはそっぽを向いた
可愛い…
こんなこと言ったらハルは怒るだろうけど
「ったく…帰るよ」
歩きだすハル
「あっちょっ…待って」
慣れない下駄で早く歩けない…
わっ、転ぶ…
そう思ったら支えられた
「全くこれだから離れられないんですよ。
ほら、手」
「ありがとう」
「ちゃんと繋いでないと置いてくよ」
「ふふ…ありがとう」
「んっ」