表と裏の恋
お父さんの言葉が頭から離れない
どうしよう…
悩んでるうちに寝てしまっていた
-次の日
「おはよ、実羽!あれ、どうかした?」
舞香があたしの顔を覗きこんだ
「うん、ちょっとね」
「ちょっとって顔じゃないよ。大丈夫なの?」
その言葉に涙が出そうになった
「1限目は自習って言ってたし、屋上で話そ」
そう言って舞香はあたしを引っ張って屋上まで行った
「それで…なにがあったの?」
我慢できなくてとうとう涙がこぼれた
「あのね…」
昨日お父さんに言われたことを舞香に話した
すると、舞香も驚いて涙目になった