表と裏の恋
「ねぇ…実羽はどうしたい?」
「えっ…?」
「あたしはね実羽が大好きだから離れたくないよ。でもね…外国語を学びたいなら行くべきだって思うよ」
あたしは…
確かに外国語を学びたい
これはチャンスなんだって思ってる自分がいる
でも、舞香と離れたくない…
大事な親友だもん…
そして、あたしの最愛の人とも…
「実羽!」
舞香が急に大きな声を出した
「なっななに!?」
「行きなよ!」
とうとう舞香の目からも涙がこぼれた