表と裏の恋
どれくらい時間が経ったのか外から夕陽が差し込んでいた
起き上がろうとしたら違和感が…
ソファにいたハルがいつの間にかカーペットにいてあたしを抱き締めている
どっどうしよう…起きていいかな?
そうすると…
「ひゃあ!」
後ろから首筋にキスされた
「起きました?」
ふり向くとにやっとして笑っていた
起きてたの!?
「無防備すぎ…ここ男の家だってわかってんの?」
あたしの後頭部に手をあててハルの胸に引き寄せられた
名前を呼ばれて顔をあげるとキスされた
「さてと、送っていきますよ」
立ち上がるハルの服の裾を引っ張った
「ハル…大好き…」
あたしがそう言うと照れたような顔で
「ん…俺も」
これが…
あたしたちの熱い熱い夏の思い出…