闇桜~孤独な少女~





「ここに呼んだ理由は
ですね
貴女に《王狼》の姫に
なってもらうためにです」



「あ、姫って言うのは『知ってる』
へ?」



簡単に言うと
総長の女って事

それに守られる者


って事でもある


どっちもお断りだし



「なら!な『らないから』」



なるわけないだろ



「で、でも!
もう広まってると…」




は?



「だいぶ広まってますね
すぐ止めます」



チッ…それを忘れてた…



あぁ~…もう最悪



『ならない』



「おい、聞いてたのか?」



『僕は弱くない』

















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