闇桜~孤独な少女~




『自分の身ぐらい自分で
守るし』




そう言ってソファーを
立って


リュックを持って


扉に向かいドアノブを
掴もうとしたら



ガシッ...グイッ



誰かに腕を掴まれ



向きを返らされた



腕を引っ張ったのは
一ノ瀬だった




僕の今の状況…



扉と一ノ瀬に挟まれてる状態…



腕は掴まれたまま



『ちょ…離せっ!
もう用は済んだだろ!』














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