闇桜~孤独な少女~
沈黙なまま車に乗り込んだ
あ、カバンは持ってきてる
沈黙を破ったのは
「心配した」
來基だった
急にそう言われてなんて返したら
わからなくっなって僕は黙ったまま
「あんまし心配かけさすんじねえよ」
目を見つめながら言われた
『.....ごめん』
謝るしか言葉が出てこなかった
あんな目で見られたら...
とか思ってると目の前が真っ暗になった
なにかと思ったら
來基に抱き締められてた
「もう次はねぇからな」