淡い色に染まるとき。
夢の話を彼にすると、言わないでくれっと頼まれた。
「最近、俺の夢にも出てきて説教してくるんだ。頼むっ」
お父さんたら、彼の夢にまで入ってそんなことをしているんだ。
じゃあ、私が何も言わなくてもきっと知ってるはずだ。
「このスタンプも俺からの愛ってことで」
『これも私からの愛ってことで』
お互いの頬を触って笑いあう。
お父さん、許してあげてね。私もやり返しちゃったから、ごめんね。
しばらくベッドの上で遊んでから食堂へ向かう。
今日の朝ごはんは、ビュッフェのようで美味しそうなものが色々と置いてあった。
私は紅芋ごはん、アロエのお刺身、ミミガーの酢和え、ソーキ汁。
彼はトンファン、ヘチマの田楽、山羊のお刺身、イカ汁。
「朝もこんな美味しいもの…太っちゃうなぁ」
確かに、こういうの毎日食べてたらおかわりしすぎちゃうかも。
紅芋が甘くてごはんによく合う。アロエも初めて食べたけど、美容にいいって彼が言うから食べてみた。
そして、私はこっそり彼の近くに置いたある物をじっと見ていた。
彼がいつそれに気付いて驚くのか見てみたかった。
「んー、マンゴーのスムージーもなかなか…」
ちらりと自分の近くに置いてあるゴーヤージュースを見て止まってしまった。
何であるの?とでも言いたいのだろう、ジュースと私を交互に見てきた。
さっき見つけたんだ、美味しそうでしょう?
「い、いや…」
『さっき聞いたんだけど、飲みやすくて美味しいんだって』
リンゴジュースも入って苦味があんまりなくて、子供でも飲めるんだって。
パパイヤミルクを飲みながら彼を見ていると、やはり嫌な顔をしながら一口。
「あれ?苦くない。美味い」
予想以上にどんどん飲んでいく彼。
逆に驚かされた、絶対飲まないって思っていたから。
「最近、俺の夢にも出てきて説教してくるんだ。頼むっ」
お父さんたら、彼の夢にまで入ってそんなことをしているんだ。
じゃあ、私が何も言わなくてもきっと知ってるはずだ。
「このスタンプも俺からの愛ってことで」
『これも私からの愛ってことで』
お互いの頬を触って笑いあう。
お父さん、許してあげてね。私もやり返しちゃったから、ごめんね。
しばらくベッドの上で遊んでから食堂へ向かう。
今日の朝ごはんは、ビュッフェのようで美味しそうなものが色々と置いてあった。
私は紅芋ごはん、アロエのお刺身、ミミガーの酢和え、ソーキ汁。
彼はトンファン、ヘチマの田楽、山羊のお刺身、イカ汁。
「朝もこんな美味しいもの…太っちゃうなぁ」
確かに、こういうの毎日食べてたらおかわりしすぎちゃうかも。
紅芋が甘くてごはんによく合う。アロエも初めて食べたけど、美容にいいって彼が言うから食べてみた。
そして、私はこっそり彼の近くに置いたある物をじっと見ていた。
彼がいつそれに気付いて驚くのか見てみたかった。
「んー、マンゴーのスムージーもなかなか…」
ちらりと自分の近くに置いてあるゴーヤージュースを見て止まってしまった。
何であるの?とでも言いたいのだろう、ジュースと私を交互に見てきた。
さっき見つけたんだ、美味しそうでしょう?
「い、いや…」
『さっき聞いたんだけど、飲みやすくて美味しいんだって』
リンゴジュースも入って苦味があんまりなくて、子供でも飲めるんだって。
パパイヤミルクを飲みながら彼を見ていると、やはり嫌な顔をしながら一口。
「あれ?苦くない。美味い」
予想以上にどんどん飲んでいく彼。
逆に驚かされた、絶対飲まないって思っていたから。