サッカーバカなあなたへ

次の日、

出し物係のみんなは落とされることはなかった。

もちろん私も。

セーフ★

ホッとしたらこれから柳川の顔が毎日見えるなぁって思ったら、

すっごい、嬉しかった。

ちらっと柳川を見ると、満面の笑みで笑ってて・・

かっこいくって。

大好きだぁ~~って分かってることを心の中で再確認してる。

こんな日がずっと続けばいいのにな!!

と、そんな日は数週間だけであった。

3月3日。

私の誕生日。

三年生を送る会は終わる。

あと数週間しか同じ教室に居れないぐらいなら、自分の誕生日なんかこなくてもいいと思った。

でも、そんなことはできないよな。



このとき、私は心の隅に告白とゆう文字が浮かんできた。



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