サッカーバカなあなたへ


「あれ、いないね。」


「うん。いない。」


私たち、女軍団は目的地に無事、到着した。

でも、そこには誰もいなかった。



と、思いきや建物の中から一人、男の子が出てきた。



まぁ、柳川じゃなかったので私にはどーでもよかった。



「ねぇねぇ、他の男子は?」



咲がその男の子に聞いた。



「んー。お好み焼き食いに行った。」



「は?」



うん。は?だよね。は?ってなるよね。


お好み焼き・・・は?みたいなね。


「たぶん、もーすぐ戻ってくる。」



「そ、そっか。まぁ、とりあえず遅れてごめん。」



「んーー…。あ、来た来た。」



私は、その男の子が見つめている先に目をやった。



チャリの軍隊様が来られました。



なんてガラが悪いんだ(笑



でも、その中に居る柳川だけは輝いて見えるのは私だけだろう。






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