サッカーバカなあなたへ






「柳川!!!!!・・・ハァ・・柳川!!!!」





でも、聞こえなかったらしく、走る足を止めない。




だから私も必死で追いかける。


そして、やっと追い付いたのは




薄暗い自転車置き場だった。




「はぁはぁ」



「!!お前どーしたん。なんで追いかけてきた??」



追いかけてきて疲れている私を見て驚きを隠せない様子。



「ちょっと、話したいことあって・・・!」


「・・ん?なに?」



「・・・えーっと。」





重く、緊張感が漂う空気。



ドキドキドキドキ



車や人通りも多い



でも、その時は2人だけになったみたいだった。



「あのね・・・」



「うん。」




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