吸血衝動〜意地悪な君の条件〜









私はこの時、衰退していた。


そして、椎くんしか、見えていなかった。







グサッ







背後から来た何者かが心臓付近にナイフを刺す。





今までに感じたことのない激しく、鈍い痛み。







「......っ」







立つことすら出来なくてその場に倒れる私。








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