吸血衝動〜意地悪な君の条件〜








目の前には白く、細い、そして甘い香りを放つ、首筋が。




ずっと、ずっと欲しかったもの。







「吸っていいよ」







耳元で甘く囁かれて、理性が壊れる。





本能が狂ったように、私は椎くんの首筋に牙を突き立てた。














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