幼馴染、マネージャー、恋人。
「昨日の試合のさー…」

誠はそんなことお構いなしに、昨日のテレビでやってたバレーの試合について話し始めた


虚しい、空洞が、胸に空く


シャーーー…

誠の話に適当に相槌を打ってると、いつもの下り坂に差し掛かった

わっと夏の暑い日差しが当たった
夏の風も前髪に当たって暑さを和らげる


「カリーン、お前……だろ?…ってる」

そのとき、誠が何か叫んだ
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