幼馴染、マネージャー、恋人。
「何ーー?」


精一杯、叫んびかえす


だけど、返事はなくて

「なんでもね」


坂を下り切ったところで誠は言った


「えー、言ってよ。気になるじゃん」


「なんでもねーって言ってんだろ」


私はその日、もやっとしたまま学校に着いた
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