幼馴染、マネージャー、恋人。
ほら、と誠が座った



「え?」


「他の皆練習だろうが。お前のせいで遅れたんだから責任とれ」


ひゃ~


無理無理無理無理!ぜーったい無理


遠慮がちに誠の背中を押す
広い肩幅…やっぱり男子なんだな

なんて、口がさけても言えないけど


「えいっ」


「ーーっ」

なんか悔しくて強めに押した


「ぃってぇんだろ!バカ」

「誠が体かたいのが悪いんでしょ」

「ほっとけ!」



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