幼馴染、マネージャー、恋人。
「矢那高ー!」

「力合わせて!」

「あるのは勝利のみ!」

「おおおぅー!!」


体育館の外まで聞こえる円陣


い、いったいどれだけの人数?

「…ぅし!入るぞ」


キャプテンの声をきっかけに先頭にいた部員は勢い良く扉を開いた


シン



一瞬の沈黙のあと

「整列!」

向こうのキャプテンらしき人が声を張った
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