幼馴染、マネージャー、恋人。
ドンっ


体育館を出る手間、急に誠が立ち止まった


私はそんなことを考えてたから誠の肩に頭がぶつかる


「な、危ないじゃん!」

あくまで平静を装う、表面上は


「お前、キャプテンと今日の休憩中何か話してた?」

誠との距離は慌てて飛びのいたほんの20センチ

近いせいか、声が少しかすれて聞こえた


「別に…大したことじゃ…」

「言えない?」
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