幼馴染、マネージャー、恋人。
「来年も…もしできたらその次も、ずっと…花火、しよ?」



「…ああ」



ポタン



私の手元の最後の光が落ちた


「カリンの負け。俺の勝ち」


「な、聞いてないよーそんなの」


「ってことで景品いただいまーす」



僅かに引き寄せられ、唇が重なった


何度目かのキスはさっきまで二人で飲んでいたコーラの味がした…
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