幼馴染、マネージャー、恋人。
普段、高沢が自分のことを話すことはほとんどない


だからそれだけ大事さがあって

言葉も重かった


「同じグループの子。親友とかじゃなかったと思うけど、二人だけで遊んだことがある」


つまり、かなり仲がよかった…?


「…その子と二人で遊んだ次の日、いなくなっちゃった…私のせいなんかじゃないのに、って思うのにしばらく眠れなかった」


なんとなく、靴をはいてなんとなく校庭の校旗のしたに座った





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