幼馴染、マネージャー、恋人。
「…塚田は無責任だよ」


さっきは怒鳴ったけど、高沢の気持ちもこの後の言葉もなんとなく察したから黙っておいた


「連絡するだなんて…そんなの、凛がかわいそうだぁ」

少し、涙声でいつもより大きな声で高沢は言った。


ああ。きっと今でも高沢は待ってるんだ
その友達からの連絡を



「忘れたほうが楽?」

「きっとね…死に別れしたわけじゃないし、向こうも元気にやってるんだと思うし」


時がきたら


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