幼馴染、マネージャー、恋人。
誠は俯いた


「…高校のときみたいに、凛を独りにしたくない」


掠れた絞り出すような声


「お前、幸せになれよ。もっと幸せになれるよ」


誠が心を閉ざしかけてる…?

きっと今までの不自由が彼をこうさせた…


「私の幸せは…私の幸せは。誠と居ること。それ以外はヤダ。あんたじゃなきゃヤダ」


誠と以外幸せになる意味なんて、ないよ

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