幼馴染、マネージャー、恋人。
「わわ!」

慌てて車椅子のロックを解除して降りた


「誠の家って御徒町だったんだ」

「まぁな。ばあちゃんは昔印刷工場やってた」


着くとそこは鉄筋コンクリートのいかにも昭和に建てられた家だった

「いいのー?留守にお邪魔して」

「あー、大丈夫大丈夫。よく友達も泊まってくし」

「ふーん?お邪魔しまーす」


玄関は後から改築されたように段差がなくなっていた


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