幼馴染、マネージャー、恋人。
泣きたい


やってない

私じゃない


今まで誠を見守るために
残ってた

なのにチームと思っていた
キャプテンに疑われている

「とにかく、お前もう来んな。
これバレー部の決定!以上!」

そんな…


もう、マネージャー続けられない…?


それ以上に疑われたことが辛い

チームの一員って思ってたのは
私だけなの?


そんな心の叫びをよそにキャプテンは踵を返した



「ふ…ひっ…く」

たまらなくなって階段に行った


授業なんか、知るか

今あんな気まずい隣がいるところに行けるわけない

翔太のせいで泣いてるなんて思われてたまるか


だけど涙は止まらない…





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