幼馴染、マネージャー、恋人。
涙が頬を伝わる


慌てて俯いて
私は皆を無視して走り出した


誠も居た


何も言ってくれなかった



やっぱり…



「う…ひっく…」

体育館の裏に来て泣いた

こんな顔じゃ電車乗れないよ…



ジャリ…








え?



「この前、俺も悪かった」

誠…

「ん…」

言いたいことは沢山あるのに
言葉が出ない
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