幼馴染、マネージャー、恋人。
「すみ…ま…せんでした」

涙声で
キャプテンに一礼してパタパタと岡村さんはその場を後にした


「大谷」

気まずそうなキャプテンの声で私は顔を上げた


「悪かった」

あのキャプテンが

いつも暴君で、でも皆に好かれているキャプテンが

頭を下げていた
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