どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて


今日ぎこちなくなってしまった挨拶をそのままにしたくない。


「そっか、頑張れよ」


「うん」


2人で会話をしていると理沙が


「何なに!?心、私に秘密の話しは無しでしょ!」


なんて言ってくるから昨日のことを説明することにした。



「そんな事があったのね~心~」


理沙はぎゅっと私に抱きついてくる。


「でもそれでいいと思う

初恋なんだから曖昧に終わらせちゃダメだよ」


「うん」



大切にしたい、この気持ち。

だからしっかりと伝えるんだ。







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