どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて
*お付き合い
「はっ?マジなの?
え、ウソだろ?」
2人に伝えた時に、第一声を漏らしたのは佐野くんだった。
あんなに泣いてたし、佐野くんも星野君はそういうのに疎いと言ってたから
まさか付き合う事になるとは思ってなかったんだろう。
「本当」
星野くんがスバっと言う言葉に私は照れた。
「まぁ、良かったじゃん!
ねぇ心?」
理沙の言葉にこくりと頷く。
「そっか、そうだよな!
おめでとう!!良かったなあ!」
すると佐野くんも私たちのことも祝福してくれた。
正直自分でも驚いてるんだ。
まさか付き合えるなんてって。