どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて
だけど、朝会ってすぐに目が会って
お互いに少し笑ってっていう仕草で
本当に私達、付き合ってるんだって実感したの。
これからもっと幸せなことが起こるんだろうなぁ……。
「で、さっそくデートとか行っちゃうわけ?」
理沙の問いかけに私達は顔を見合わせた。
そう言えば、そんな話しとかはしなかったな。
そもそも星野くんと付き合うってどんな感じなんだろう?
想像が出来ないから
あんまり変わらなかったりするのかな。
一人で色々考えていると星野くんは私に言った。
「今日は一緒に帰る」
あ、そうなんだ。
なんて心で思いながらきっとにやけてる。