どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて
そして、日曜日ー。
動きやすい格好でなおかつ可愛い服を選んで私は近くの大きな公園に向かった。
手にはこの前は言ったお弁当を持って
公園の前で待っている。
すると、後ろから愛しい声が聞こえて振り向いた。
「心」
「翼くんっ!」
実はデートまでの間、名前で呼ぶことをたくさん練習した私たち。
まだ恥ずかしいけれど、
やっぱり名前で呼ぶってとってもいいね!
「サッカーボール持ってきた
つかさ、今思ったけどこんな時期にピクニックって感じじゃねぇよな」