どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて


今日のお店だって、調べてくれたのかな


とか思ったら嬉しくなっちゃったり。


そして、午前の授業を受けて昼休みになると私は

星野くんの所へ向った。


へへ、さっき理沙から今日はタピオカが半額の日って聞いちゃったんだ。


伝えようとルンルン気分で立ち上がると

それとは反対に険しい表情を浮かべながら携帯を持って移動する星野くん。


すごく、嫌な予感がした。

もしかしたらまた……?

でもこんな時間に来るのは珍しいかもしれない。

違う人がいい、違う人でありますように。

そう思いながら彼を見ると

やっぱり険しい顔をしたままだった。

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