どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて
それから私達は午後の授業を受けて
ホームルームを終えると一緒に駅前のクレープを食べに行った。
久しぶりに理沙と話せてよかった。
少し、星野くんと幼馴染の彩花ちゃんのことを相談出来たから
私の気持ちも楽になった。
「でも意外だわ~佐野って
ふらふらしてるイメージあるからあんなにいい事言うなんて思わなかった」
「けっこう助けてくれるよ」
佐野くんのことも理沙に話して、
理沙は関心しながら歩いてた。
「今日はちょっと嬉しかったな
心から悩みとか聞けて
中学の頃からそういう事なんにも話さない子だから
不安だったけど良かった」