どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて
「俺らさ、幼馴染なの。
小、中、高ってずっと一緒でさ
高校ではついにクラスまで一緒だよ」
やだ、やだ
なんて付け加えながらも2人の関係性を聞いて納得。
だからこんなに星野くんの事知ってるんだね。
「だから心ちゃんも、これからよろしくな?」
だから、の意味は少し分からなかったけど
「うん、よろしくね」
話しやすくて、人が良さそうな彼は
見た目を覗けば好印象だった。
キーンコーンカーンコーン
やがてチャイムが鳴り、先生が入って来たため
私達は席についた。