どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて


そして、

「じゃあ、せっかくなのでもう一人は

星野くんにお願いしようかしら。

同じクラス同士だし

よろしく頼むわね?」


あ……。

ーーしまった。

先生の言葉にこれはまずい事になったと

恐る恐る彼を見ると


うわ……、
すごく嫌そうな顔。


予想通り、彼は眉間にシワを寄せながら私を見ていた。


まぁ、そうだよね。


こんなめんどくさい事普通やりたくないよね。

早く委員会が終ればいいと思って


立候補したのもあるんだけど、

まさか星野くんまで巻き込んでしまうなんて思っても無かったんだよ。


そう心の中で言い訳しても


星野くんの不機嫌な顔は直ることはなく

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