どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて


「本当ごめん。

買い物は私が一人でしてくるからいいよ!」


この言葉を言うしかなかった。


それを彼に伝え、仕方なく教室を出ようとした時


「いつ?」

「え?」


星野くんは言った。


「だから買い物いつすんの?」


「え、いや買い物は私が……」


「日曜日なら空いてる。」



えっ……、


「日曜日ならヒマだから」


それって一緒にいてくれるってこと?

あんなめんどくさそうな顔してたのに?






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