リミット
さぁ・・・・・・・
自由を・・・・・・・
「何してんの?」
ビク!
飛び降りようとした時
後ろから男の子の声が聞こえた。
恐る恐る後ろを見ると
「君、危ないよ?」
と、黒髪が凄く似合う男の子が立っていた。
「別に・・・貴方には関係ないでしょ・・・・・」
と、言うと
「いや・・・・俺は、君の死に顔には会いたくないな」
と、男の子は私の顔をそっと撫でる。
「うわ!」
いつの間に
私の隣に来たのだろうか!?
私は、びっくりし過ぎて
その場に座り込む。
腰が抜けた。
「誰よ・・・・なんなのよ!」
なんなのコイツ・・・・・