イケメン幼なじみに愛されて
私もメニュー見ようと、手をのばすと
「ねぇ……あの人イケメンじゃない?」
「うわ、ほんとだ
めっちゃイケメン」
…………ん?
そんな周りの女の子たちの声。
もちろんそれは……翔太のことだった。
真剣にメニュー表を見つめている翔太。
……確かに、かっこいいと思う。
他の人とは比べ物にならないぐらい。
荒れてたときの名残の茶髪とピアス。
女の人かってくらい、キレイな肌。
長いまつ毛。
どこをどう見ても、イケメンだった。