イケメン幼なじみに愛されて
◇気持ち
「……と、いうわけで……」
昨日のことを全部話す。
「そっかそっか」
うんうん、と頷く夏海。
私は全然納得できてないけど……。
「まぁ、あれだ」
「ん?」
「柚葉は男子とあまり免疫ないじゃん?」
夏海にそう言われて頷く。
確かに……
翔太以外の男の子と関わらない。
「だから、ドキドキしたんじゃない?」
「やっぱり?」
私も思ってたこと。
男の子慣れしてないから……
だからちょっとのことでドキドキしちゃうのかも。
そう考えればおかしくない。