イケメン幼なじみに愛されて

◇最低



ーーー


少し遠回りをして、家についた。


さっきの光景が脳裏に焼き付いて、足取りが重くて、気づいたら夕方。

悲しいくらい綺麗な夕日が沈む。



ドアを開けようとした瞬間ーーー




「柚葉っ!?」



後ろから呼ばれる。


その声は、もちろん……




「……翔太?」



後ろを振り返ると、息を切らした翔太の姿。
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