俺の生き様

それから俺は放任された。

俺は家に入ることが許されなくなった。

俺は毎日野宿だった。

ご飯はコンビニで廃棄されるものを貰ってしのいでいた。

あのコンビニは本当いまでも感謝している。

そして喧嘩を覚えた。

髪を切ることを知らなかったので長髪だった。

そこから通り名が「黒狼」だった。

ある日喧嘩でボロボロのところを大人の女性見られ、俺は髪を切ることを知った。

うざくなった髪を、切って洗ってくれていた。

その女性は美容師の人らしかった。

髪を切ってもまだロン毛だった俺は女性に言ったことがある。


「まだ髪がうざいんだけど。」


素っ気なく言ったが女性は驚いていた。

俺が喋ったから。

一般人にも知られていたであろう俺は無口で喧嘩がつよくて有名だったから。

その女性は優しく俺に言った。


「毎日一時間は私のところにきなさい♪」

「は？」

「頭のことは私に任せなさい♪」

「だから、なんで？」

「もぉ、毎日髪洗ったり切ったりしてあげるっていってんでしょ？」

「俺金ない。」

「じゃあ、練習台って事で♪ね？」

「なんでそこまですんの？」

「あなた見てるとほっとけないのよ…」

「怖くねぇの？」

「ん？」

「だから！！俺のこと怖くねぇのかって聞いてんだよ！！」

「怖くないよ？お姉さんは優しいイケメンにしかみえないけどなぁ…」