全力片思い
「いえ、先輩に悪いですから…」

「お前そういうけどさー、実際持ててね

ーじゃん。

どうすんの?」


「あ…そうですよね。

じゃあ、すいません、お願いします。」


「おう!

洗濯機あれだろ?」


「はい、そうです」


「ほら、置いたぞ。

じゃあ後は頑張れな。」


「はい!

あ、名前教えてください。

なるべく早く部員のみなさんの顔と名前

覚えたいので!」


「おう、俺は両瀬継(リョウセ ツグル)。

みんなはツっツーって呼ぶなあ。」


「じゃあつっつー先輩で。

ありがとうございました!

練習頑張ってください!」


つっつー先輩はグラウンドに走っていっ

た。

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