全力片思い
とまあ、独特な先輩達の紹介でした。


…そして今は、絶賛登校中だ。

後ろから真木くんが来た。

そして

「ちょっと来て」

と言いながら腕をつかんで路地裏につれ

て行かれた。

「なに?」

「俺、莉果子のこと本気で好きだから。

諦めないから。

だから莉果子も真剣に考えてほしい。」

「え…

私、真木くんとかをそういう目でみたこ

とないから…

今は…ごめん。」

「そっか…

ゆっくりでいいんだ。

ただ真剣に考えてくれれば。

じゃあ、学校行くか。」

「うん。」
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