Strong in the wind!
大体お前何の用だよ!?



「……あ…。あのさ」

「……なんなんですか!? 失礼じゃないですか!?」


頭にはきていたけど、一先ず深呼吸して気持ちを静め、敬語だけは崩さないで赤間君に対峙した。


本棚にカーテン着けててホントに良かったよ!!


じゃなかったらコイツにまで私の性癖知られて全部終わりだし!


威嚇するように赤間君を睨んだ。




もう眼鏡無しだけど、この際そんな事言ってらんない。



「いや、違う!疚しいコトするために来たんじゃねーから!お前に聞きたいことがあって来たんだけど!」


言い訳なんかどーでもいーわ。

だったらその聞きたいことってのを、さっさと聞いていなくなれ。リア充ごときが!



「お前…ってさ、幼稚園、どこに通ってた?」

「はぁ!? 幼稚園!?」


それを聞いてどうすんだ。

アレか?最近のナンパはこういう手口なのか?



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