アンタが好きだった、ずっと前から…
「あ…。」
そこにいたのは、笑顔で手を振る、幼なじみ二人だった。
あの二人は、目立つから、注目の的だ。
「やっほ~、レイ」
「お前、金髪はねえよ。プッ」
最初に喋った、可愛い男は、
水野ヒカル、地毛の暗くて短い茶髪の癖っ毛。
顔は、整ってて、アイドル的な顔。
次に喋ったのは、ちょっと俺様キャラの、
橘ケイスケ、黒髪に少し長めの髪が、ツンツンしてるような髪型。
これぞ、イケメンといったような…
「てか、何してんの?」
唐突にそう聞くと、ケイスケは、ふっと笑って
「お前なあ、なんか心がないぞ?顔も死んでるし」