アンタが好きだった、ずっと前から…
「え?好きな人?いたんだあ、レイってば!」
クソミオ…
最悪だし!
ていうか、
あたしが好きなのは、ケイスケなんだ。
そう気付いたのは、確か小1ぐらいん時。
友達が、好きな人好きな人って言ってたのを聞いて、
あ、あたし、ケイスケのこと好きだったんだ。
って思ったんだよね。
まあ、付き合いたいとかは、思わなかった。
高校に入るまでは、ね…
「レイカってね、その人、小1から好きなの!すごいよね!」
「バカ!やめてよ、あたしを殺す気か!」
あたしは、ミオを二人から離して、慌てて教室に向かう。
「あ、レイ、ミオりん、またね!」
「じゃあな。」