君色Days‐一生一緒‐
「おはよ、みずき。」

その声の主は
顔を確かめなくてもわかる。

「たくま...」

「ん?」

「なんでもない」

「そか」



「みずき...」

「どうしたらいいの?
まきぃ―。」

もぅ何もかもわからない。

こうなったら本人に
直接きくしかないよね。

「たくま...」

「ん?」


「昼休み、話...あるの。」

「あー。
わりぃちょっと用事ある。」

「え、あ、そっ...か」

「ごめんな」

「ううん。」
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